- 解約の申し出はいつすればいいの?
- 契約終了のタイミングなら、更新に関する連絡が来たときに解約の意思を伝えればいい。でも契約期間の途中で引越す場合は、自分からいつ退去したいのかを連絡をしなければならない。当然、引越す前日は通用しない。大家さんもビジネスをして人に貸してるわけだから、突然空家になったのでは大迷惑だ。そんなことのないよう賃貸借契約書に明記されている。たいていの場合、退去予定日の1ヶ月前に設定されているが、中には2ヶ月前、3ヶ月前というケースもある。予告が遅れた場合は契約書に書かれている期間分の家賃は支払う義務を生じる。
- 注意事項に注意しよう
- 自分が借りた部屋だからといって、何をしようと勝手ということはない。契約書には、入居者がしてはならない事柄、すなわち禁止事項が書かれている。ペットの飼育を禁じられているのに飼う、楽器演奏を禁じられているのに弾く等、これらは禁止事項に反した行為だ。また、夜間に騒いで隣近所に迷惑をかけたり、共用廊下に私物を置いて他人に迷惑をかけたりする迷惑行為全般を禁じているケースもある。これらのルールを破った入居者には退去命令が下されることもあるので、契約書にしっかり目を通すこと。しかし、禁止事項の範囲で迷うこともあるだろう。そういった場合は不動産会社の人に確認しよう。何事も契約前に明確にがセオリーだ。
- 入居審査つて何?
- 家主さんは見ず知らずの人に部屋を貸すわけだから、キチンと家賃を支払えるだけの安定した収入はあるのが、近所に迷惑をかけるような人じゃないかなど、事前にチェックしておきたいのが当然だ。審査方法は、書類の提出や面接だ。書類には、住所氏名、あなたの年収や勤務先、保証人との関係などを記入する。保証人の年収を聞かれる事もある。審査結果は、1週間で通知される。
- 保証人は誰に頼むの
- 家賃を滞納した、整備を破損したのに修繕費を払わない、などなど、万一の事態が起こったとき、入居者に代わって債務を果たすのが保証人だ。だから保証人になるために特別な資格が必要なわけではないが、安定した収入がある人でないと大家さんを納得させることは難しい。安定した収入のある近親者に相談するのがベスト。
保証人が見つからない場合には、保証料の支払によって契約できるシステムを用意している不動産会社を利用するのも良い。
- 原状回復ってどんなコト
- 住んでいる間には、借り手の不注意によって室内を損傷させることもあるだろう。これらを修繕することが原状回復だ。賃貸借契約書を見ると、退去時、部屋を原状回復させる為に要する費用は敷金から相殺する旨の記述がある。国土交通省作成のガイドラインによれば、一例として畳の日焼けなど年数経つたため自然と傷んだものは家主の負担するが、喫煙によって壁紙の張り替えを要するほど汚れしまったような場合借主の負担とする。
- 敷金について
- 敷金とは、賃貸借契約を結ぶときに支払うお金です。このお金は入居する建物のオーナーに対して預けておくものなので、原則として退去するときに戻ってきます。敷金の額は家賃の概ね1?3ヶ月分が相場です。ただし、契約が終了した時、家賃滞納や入居者負担で部屋の修繕をする必要がある場合には敷金が充当され、必要な金額を差し引いた上での差額返還となります。
- 礼金について
- 礼金とは、賃貸借契約を結ぶときに建物のオーナーに対して支払うお金です。礼金の額は家賃の1?2か月分が相場ですが、礼金無しの賃貸住宅も増えてきています。入居する建物のオーナーへのお礼として支払うものなので、退去しても戻ってきません。礼金の額は物件によって異なります。
- テラスについて
- テラスとは、リビングやダイニングから直接出入りできるようにした、庭先に向いた広めの屋根のない屋外フロアのこと。
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